【スマホで簡単「音域診断」!】自分の声を知ってカラオケをもっと楽しくする方法

みなさんこんにちは!

町田ボーカルスクールです!

今回は、「スマホで簡単にできる音域診断」をテーマに解説していきたいと思います。

カラオケに行くと、「この曲、サビが高すぎて全然声が出ない…」「逆にキーが低すぎて盛り上がらない…」という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

実はその原因の多くは、歌が下手というよりも、自分の音域に合っていない曲を選んでしまっていることにあります。

当スクールのレッスンでも、「自分の音域がどれくらいか分からないまま、なんとなく好きな曲を歌っている」という生徒さんが本当に多いです。

そこで今回は、スマホひとつで手軽にできる音域診断のやり方と、その結果をカラオケでどう活かせばいいのかを、実際のレッスンでのやり取りも交えながら詳しく解説していきます。

それでは早速いってみましょう!

そもそも「音域」とは?

音域とは、簡単に言うと「自分が無理なく出せる声の高さの範囲」のことです。

一番低い音から一番高い音までの幅を指していて、この幅が広いほど、いろいろな曲を歌いこなせる、というイメージを持っている方も多いと思います。

ただし音域は、地声で出せる範囲と、裏声も含めた範囲とでは大きく変わってきます。

カラオケで気持ちよく歌うために特に重要なのは、「地声でストレスなく出せる音域」の方です。

裏声を使えばもっと高い音まで出せる方がほとんどですが、地声の範囲を把握しておくことで、「この曲は地声で押し切れる」「ここはサビだけ裏声に逃げよう」といった歌い方の作戦が立てやすくなります。

音域は「ドレミファソラシド」で確認できる

音域を調べる一番シンプルな方法は、ピアノやアプリの鍵盤に合わせて「ドレミファソラシド」を歌ってみることです。

真ん中のドを基準にして、上に向かって音階を上げていき、声が裏返ったり苦しくなったりする直前の音までが、地声の上限の目安になります。

同じように下に向かっても音階を下げていき、声が細くなってスカスカになる手前までが、地声の下限の目安です。

この「上限」と「下限」の2つの音さえ分かれば、自分の音域はざっくり把握できてしまいます。

スマホで簡単にできる音域診断の方法

音域を調べると聞くと、「楽器が弾けないと無理そう」「ボイストレーナーに見てもらわないと分からなそう」と感じる方も多いのですが、実は今はスマホのアプリを使えば、誰でも数分で音域を診断できます。

おすすめの音域診断アプリ

代表的なアプリをいくつかご紹介します。

・カラオケ診断(音域測定や音程診断、曲の採点ができるアプリ)
・カラオケ診断-UtaPro(音域に合ったおすすめの曲を提案してくれるアプリ)
・音程チェッカー(マイクの音声をリアルタイムで音階や周波数として表示するアプリ)
・Vocal Pitch Monitor(発声している音の高さをすぐに調べられるアプリ)

いずれも無料で使えるものが多く、マイクに向かって声を出すだけで、画面にリアルタイムで音の高さを表示してくれます。

特に「カラオケ診断」系のアプリは、一番低い声と一番高い声を出すだけで、自分の音域に合ったおすすめ曲まで提案してくれるので、選曲に直結する点がとても便利です。

診断の具体的なやり方

アプリを使った診断の流れは、次のようになります。

・静かな場所でアプリを起動し、マイクの使用を許可する
・まずは自分が楽に出せる高さで「アー」と声を伸ばす
・そこから少しずつ音を上げていき、苦しくなる直前の音を確認する
・同様に少しずつ音を下げていき、声が細くなる直前の音を確認する
・表示された音名(C4やG3など)を控えておく

ここでのポイントは、「頃張って高い声・低い声を絞り出さないこと」です。

力んで無理やり出した音は、実際にカラオケで安定して歌える音域とはズレてしまいます。

あくまで「気持ちよく歌える範囲」を測るつもりで、リラックスした状態で計測してみてください。

また、部屋の中でも意外と生活音やエアコンの音がマイクに入り込み、計測結果がブレることがあります。

できるだけ静かな環境で、スマホを口から20〜30cmほど離した状態で計測すると、より安定した結果が得られやすくなります。

レッスンで生徒さんの音域を診断すると分かること

先日、レッスンにいらした30代の男性の生徒さんが、事前にご自身のスマホで音域診断アプリを使っていて、「地声の上限はA3くらいでした」と教えてくれました。

実際にレッスンで発声していただくと、たしかにA3までは楽に出ていたのですが、B3・C4あたりまで、息の使い方を少し調整するだけであっさり出るようになりました。

これは、アプリの診断が間違っていたわけではなく、「その時点でリラックスして出せる音域」と「フォームを整えれば出せる音域」には、実は差があるということです。

アプリでの音域診断は、あくまで「今の自分の状態を知るための第一歩」と捉えていただくのがちょうどよいと思います。

その上で、伸びしろがある部分は、レッスンの中で少しずつ引き出していく、という流れが理想的です。

自分の音域をしっかり診断してほしい方は「ボイトレ体験レッスン」へ!

音域診断の結果をカラオケの曲選びに活かすコツ

せっかく音域を診断しても、それをカラオケでの選曲に活かせなければもったいないです。

ここからは、診断結果を使った具体的な曲選びのコツを紹介します。

サビの最高音に注目する

曲を選ぶときにまず見てほしいのが、「サビの一番高い音」です。

AメロBメロが歌いやすくても、サビの最高音が自分の地声の上限を大きく超えていると、盛り上がる場面で声が裏返ったり、苦しそうな声になったりしてしまいます。

自分の地声の上限より、少し余裕を持たせた曲を選ぶと、サビでも安定して声が出しやすくなります。

キー変更機能を積極的に使う

JOYSOUNDやDAMなどのカラオケ機種には、曲のキーを上下させる機能があります。

音域診断で「この曲は原曲キーだとサビが厳しい」と分かった場合は、遠慮せずキーを下げてしまって構いません。

無理な原曲キーで声を張り上げるよりも、自分の音域に合わせたキーで伸びやかに歌う方が、聴いている人にも気持ちよく伝わります。

逆に、音域に余裕がある曲であれば、あえてキーを少し上げて、原曲以上の迫力を出す、という楽しみ方もできます。

実際に選曲が変わった生徒さんの例

以前、20代の女性の生徒さんが「カラオケでずっと同じ3曲しか歌えない」と悩んでレッスンに来られました。

音域診断アプリで確認していただくと、地声の音域はA3〜E5と、実はかなり広めでした。

ところが、選んでいた曲がたまたま音域の狭いバラード曲ばかりだったため、「自分は音域が狭いんだ」と思い込んでしまっていたのです。

音域診断の結果をもとに、サビの最高音がE5前後のアップテンポな曲をいくつか提案したところ、「こんなに声が出るなんて知らなかった」ととても驚かれていました。

このように、音域を正しく知るだけで、これまで避けていたジャンルの曲にも自信を持ってチャレンジできるようになります。

音域は固定ではなく、トレーニングで広げられる

ここまで音域診断の方法を紹介してきましたが、大切なポイントとして、音域は生まれつき固定されたものではなく、トレーニングによって広げていくことができます。

当スクールのレッスンでよく行っているのが、「オクターブ練習」という方法です。

オクターブ練習で音域を広げる

オクターブ練習とは、「ソ→オクターブ上のソ」のように、隣り合った音を順番にたどるのではなく、音を大きく跳躍させながら声を当てていく練習方法です。

感覚としては、リコーダーで低い音から高い音へ指を切り替える時に近いイメージです。

低音は優しくゆるやかな息で、高音は細く速い息で当てるのがポイントで、高音で息の量を出しすぎると声がひっくり返ってしまいます。

また、高音を出す際にあご(耳の下、頸関節のあたり)をしっかり開くことも重要です。

先日のレッスンでも、高音になると喉に力が入ってしまう生徒さんに、このオクターブ練習を半音階でゆっくり上下していただいたところ、「さっきまでと同じ音なのに、こんなに楽に出せるんですね」と驚かれていました。

低音と高音で声の音量やクオリティをできるだけ揃えることを意識しながら、半音ずつ上下に練習していくと、音程・音質のコントロールが少しずつ上達していきます。

音域診断で「今の自分の範囲」を把握したら、次はこうした練習で、少しずつその範囲を広げていくことを目指してみてください。

1ヶ月ほど継続して取り組んだ先ほどの30代男性の生徒さんは、当初A3までだった地声の上限が、無理のない範囲でC4付近まで伸び、「歌える曲の選択肢が一気に増えました」と話してくれました。

音域を広げるトレーニングをしたい方は「ボイトレ体験レッスン」へ!

音域診断に関するよくある質問

音域診断アプリの結果はどのくらい正確ですか?

アプリの音域診断は、あくまで簡易的な目安として捉えるのがおすすめです。

マイクの性能や周囲の音、その日の体調やコンディションによって、結果が多少前後することがあります。

とはいえ、大まかな傾向(自分がどの高さまで無理なく出せるか)をつかむには十分に役立ちます。

より正確に音域や発声のクセまで知りたい場合は、ボイストレーナーによる診断を受けるのがおすすめです。

地声と裏声、どちらの音域を測ればいいですか?

カラオケの選曲に活かすのであれば、まずは地声の音域を測ることをおすすめします。

地声の上限と下限が分かれば、「この曲は地声で歌い切れそうか」がある程度判断できるようになります。

余裕があれば、裏声を含めた音域も別で測っておくと、サビだけ裏声に切り替えるなど、より幅広い選曲・歌い方ができるようになります。

音域が狭いと言われました。歌が下手ということですか?

音域の広さと、歌の上手さは必ずしもイコールではありません。

音域が狭くても、その範囲の中で音程やリズムを安定させて歌えれば、聴いている人には十分上手に聞こえます。

むしろ、音域が広くても自分の範囲に合わない曲ばかり選んでいる方が、聴き心地の悪い歌い方になってしまうこともあります。

まずは自分の音域に合った選曲を意識することが、上達への近道です。

音域は年齢とともに狭くなってしまいますか?

声帯や体の使い方は、生活習慣や発声の癒によって変化していきます。

使い方によっては年齢とともに音域が狭く感じられることもありますが、適切なトレーニングを続ければ、大人になってからでも音域を広げていくことは十分に可能です。

実際に当スクールでも、40代・50代の生徒さんが音域を広げて、これまで歌えなかった曲にチャレンジできるようになったケースは珍しくありません。

音域診断はレッスンでもしてもらえますか?

もちろん可能です。

体験レッスンでは、実際に発声していただきながら、プロの講師が音域だけでなく、声質や発声のクセまで含めて診断していきます。

アプリでは分からない「なぜその音が出しにくいのか」という原因まで見つけられるのが、レッスンで診断する大きなメリットです。

「まずは自分の声を知りたい」という方だけの参加も大歓迎ですので、お気軽にお越しください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

カラオケで「歌える曲が少ない」「サビで声が出ない」と感じている方の多くは、実は歌が下手なのではなく、自分の音域を把握できていないだけということが少なくありません。

スマホのアプリを使えば、誰でも数分で自分の音域をざっくり把握することができ、その結果を選曲やキー変更に活かすだけで、カラオケの満足度は大きく変わってきます。

今回紹介した、

・ドレミファソラシドで地声の上限・下限を確認する
・音域診断アプリで手軽に自分の声をチェックする
・サビの最高音に注目して曲を選ぶ
・キー変更機能を積極的に活用する
・オクターブ練習で音域そのものを少しずつ広げる

こうしたポイントを、ぜひ次のカラオケから試してみてください。

音域は生まれつき決まったものではなく、正しい方法で少しずつ広げていけるものです。

まずは自分の声を知ることから、カラオケをもっと楽しむ第一歩を踏み出してみましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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